みつばち先生のブログ

分子栄養学好き、美術好きな鍼灸師のブログ

すぐに出来る子供の「夜泣き、疳の虫」対策

子供が夜泣きや癇癪をおこしているときは、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

第一に考えたいのは、栄養状態です。糖質過剰の食事になっていないか、おやつで糖分を摂りすぎていないか等、チェックしてみましょう。もし、毎日ジュースを飲んでいるならば、それを止めることから始めるのがスムーズです。

また、糖質過剰の食事=タンパク質不足の食事 ですので、なるべくタンパク質摂取を心がけると、癇癪を起しずらくなっていきます。

とはいえ、今まさに夜泣きや癇癪を起しているのなら、一刻も早く落ち着かせたいのが親心でしょう。今回はそんな時に、どこでもだれでも簡単に出来る、夜泣きや癇癪の落ち着かせ方をご紹介いたします。

 

子供の背中に手を当てて、ゆっくりとさする

 

以上です。え?そんなこと?とお思いでしょうが、案外、ゆっくり時間をかけて

さすると落ち着いていきます。具体的には、背中の中心部分、肩甲骨の下部から

腰部上あたりをさすります。大人の手は大きいので、あまり具体的なポイントを狙わなくても効果があります。さわさわと優しく触るより、しっかりと圧をかけるイメージでさすります

この辺りには、子供の疳の虫対策のツボ、肝兪脾兪があり、自律神経の働きを調節し、精神安定に繋がります。

 

細かく説明すると、男女で位置が違います。

男の子は、左の肝兪と右の脾兪

女の子は、右の肝兪と左の脾兪

これを具体的に覚える必要はないので、大体の位置をさすれば効果があります。

 

余談ですが、鍼灸国家試験の覚え方は、盛んにうっひー(左肝に右脾)でした。

男の子のツボを覚えたら、女の子はその反対なので覚える必要はありません。

 

話を戻しますが、夜泣きや癇癪でお困りの方は、ひとまず深呼吸し、

自分を落ち着かせてから子供の背中をゆっくり時間をかけて、圧をかけるイメージでさすってみてくださいね

オススメのおやつはスルメイカ。ずっと噛んでる事も面白がる子供もいます。またタンパク質が豊富ですので栄養補給にもピッタリです。

 

https://amzn.to/3stLs2P