みつばち先生のブログ

分子栄養学好き、美術好きな鍼灸師のブログ

和食は健康的じゃないんですか?

そうともかぎりません、タンパク質量に注目しましょう

 

 では、一般的な日本の食事を思い描いて下さい。ご飯・味噌汁・焼き魚・野菜の小鉢 こういった具合ではないでしょうか。この中でタンパク質はどれでしょう、味噌汁は具材によりますが、ここではっきりとタンパク質として挙げられるのは、焼き魚だけです。焼き魚のプロテインスコア※1は、シャケなら66です。鶏卵がスコア100、牛肉がスコア79ですので、案外低いことが分かります。

こういった食事では低タンパク質になりがちなので、味噌汁に落とし卵をするなどの工夫をすると、一日のタンパク質量が増えていきます。

卵や、肉などの高タンパク食品の、100g中のタンパク質量を頭に入れておくと毎日どれだけタンパク質がとれているのか大まかに把握できます。

卵1個でタンパク質6g、肉の重量100gでタンパク質量11gなどです。注意したいのでは、肉や卵の重量がそのまま摂取したタンパク質量にはならないことです。100gのお肉を食べたから100gのタンパク質が摂れるわけではありません。

 

1プロテインスコアとは、食品中のたんぱく質の品質を評価するための指標である。1957年にFAOによって提示された。プロテインスコアは、卵および牛乳のアミノ酸組成から導かれている。 ウィキペディアより